PHENOM Lクーリングファン交換

PHENOM Lクーリングファン交換

今回は、先日PHENOM L内部のクーリングファンが突然壊れたため急遽修理した時のレポートです。
年末に10時間程度の造形中、激しい振動音が鳴り出し、振動による造形物への影響を危惧し、冷却ファンに棒を突き刺して、強制的にファンを停止させました。とはいえ冷却ファンは左右に1個づつ配置されており、真冬ってことで冷却温度的には特に問題なく3Dプリントはできました。
壊れたファンは動かなくなったため、新しいファンと交換することにします。
phenom_l_cooling_fan_exchange_01
壊れたのはUV-LEDを冷却するファンです。左右それぞれに1個配置されていまして、片側のみ壊れました。異音と振動が出ていたためベアリングの不具合かなと推測。(オイルフローティングタイプのベアリングと推察)
写真上の方に先日交換したての新型JW33フラットケーブルが見えます。メタルメッシュ素材で、従来の丸型ケーブルと比較してとても使いやすいのでオススメです。
適合品を調べるため、古いファンを摘出。ファンの前にDCDCコンバータがあり、邪魔でしたので合わせて取り外し。
一般的はクーリングファンは12Vですが、このクーリングファンは24V、120mm角25mm厚のクーリングファンでした。
phenom_l_cooling_fan_exchange_04
ちょうどAmazonに同じ条件のクーリングファンがありましたので予備を合わせ購入。
PWM制御線なし、信号線なし、プラスマイナスの単純な配線です。
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元々スタンダードフェノムと比較してフェノムLはクーリングファンの音が若干静かで、今回の新しいクーリングファンも静音タイプでありながら、旧型同等の風量があったため、ちょうど良かったです。スタンダードフェノムのクーリングファンも静音化したくなりますね。
この静かさであれば、STANDARD PHENOMのクーリングファンも交換したいくらいです。
便利なのか不便なのか、PEOPOLY製品は基本的に説明書なし、サポートなしの完全オープンソース系ですので、FacebookのPHENOMコミュニティで問題を解決するしかありません。
コミュニティは時系列で投稿が並んでいるだけなので、自分が抱えている問題の解決策を探すのも一苦労、最悪ない場合もありますが、そんな時は自分自身から発信投稿すると、PEOPOLY公式やユーザーが解決策を色々と提案してくれます。