3D SCAN

【3Dスキャン事業】

3Dスキャナの活用方法

現在3Dスキャナーは業種を問わず様々な分野で活用されております。代表的な使用方法は工業製品のリバースエンジニアリングです。3Dデータを正確にスキャンすることにより正確な強度評価や製品評価をすることができ、3Dスキャナーは技術者の中では欠かせない道具となっております。そして工業の分野で活躍していた3Dスキャナーが、その活躍の場を広げて様々な人たちが利用する流れになりつつあります。しかしながら3Dスキャンにはそれなりの知識やノウハウが必要であり専用の3Dスキャン機材を揃えるのも大きな投資となります。弊社ではお客さまからの様々なニーズに対応するために各種3Dスキャンサービスをご用意致しました。

3Dスキャン実例(車両全体)

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車両3Dスキャン活用分野

・アフターパーツ開発 ・エアロパーツ開発 ・カーデザイン ・CG製作 etc…

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フォトグラメトリー技術による3Dスキャン

現在弊社で特に力を入れている3Dスキャン手法がフォトグラメトリー技術を使った3Dスキャン方法です。
フォトグラメトリーとは、複数の写真データや動画データをもとに、3Dデータを生成する手法です。これまでのレーザー式3Dスキャナーやパターン光式3Dスキャンと比較して、高精度で高解像度で3Dスキャンすることを可能にしました。
この技術を応用して、マルチカメラシステムやドローンを用いて、瞬時に数百枚の写真撮影を行ったり、空撮を行ったりすることで、これまで3Dスキャン不可能だった対象物、地形などを3Dスキャンすることが可能理なっております。

動画カメラや静止画カメラの解像度に比例して3Dモデル表面のテクスチャ画質も良くなるため、従来のレーザー式3Dスキャンと比較して大幅に高解像度の3Dスキャンを実現しております。

フォトグラメトリー3Dスキャン例

札幌中の島神社神社狛犬

札幌三越ライオン像

芦別カナディアンワールド

SPREADING WINGS S900

弊社が空撮3Dスキャン時に使用している機体がDJI社のSPREADING WINGS S900です。
最大出力500Wのモーターを6機搭載し、最大離陸重量は8200g、一眼レフカメラを搭載しても余裕で飛行できる大型ドローンです。大型の文化財3Dスキャンや大規模な施設をまるごと3Dスキャンする際に大活躍します。

■スペック
対角ホイールベース:900mm
最大離陸重量:8200g
最大消費電力:3000W

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3Dプリンターを使えばフルカラー出力も可能

3Dスキャンデータの活用方法の1つとして、フルカラー3Dプリントによる模型製作が挙げられます。
フルカラー3Dプリンターによる色の再現性は600万色を誇り、鮮やかにプリントすることが可能です。
素材は石膏ですので、これまでのバルサ材やスチレンボード製の模型とは異なり、丈夫で重量感があります。
※3Dプリントを行う場合は、3Dプリント費用及び、3Dプリント用データ作成費用が別途発生致します。
※厚み付けの方法、縮尺についてはは要相談

アバター製作やVRコンテンツ製作にも活躍

3Dスキャンデータの活用は3Dプリントのみならず、VRなどのバーチャルな世界でも幅広く活躍します。
特に昨今ではオンライン会議やオンラインゲームで使用されるアバター製作も3Dスキャンから行われる事例も多く、特にリアルなアバターを作りたい場合に3Dスキャンが活躍しております。

人間のみならずバーチャルな世界で存在する様々な物を3Dスキャナで製作することも可能です。

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文化財や意匠の保存にも3Dスキャナーが活用されます

惜しまれつつも取り壊されてしまう貴重な建物は多数ございますが、そのような建造物を取り壊される前に3Dスキャンし立体データとして保管される試みがあります。建物のみならず博物館に展示されている重要文化財を3Dスキャンし、文化財の復元や保管に活用される事例もございます。

3Dスキャン注意事項

3Dスキャン料金

3Dスキャン対象物の大きさやスキャンをする場所によって異なりますので、都度お見積りとなります。お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
※出張3Dスキャンは別途交通費がかかります。(場所によって変わりますので別途お見積り致します)

納期

3Dスキャンのみの場合(データ納品):3Dスキャン後14営業日前後
3Dプリント品納品の場合(物で納品):3Dスキャン後21営業日前後
※3Dプリンターの混み具合によって納期が若干前後致します。
※表面に塗装を施す場合は納期が延びます。

3Dスキャンのご予約

3Dスキャンを行いたい1ヶ月程前からご予約のお問い合わせを頂ければと思います。後日弊社からスキャンの可否をご連絡し、日時場所などの詳細をお打ち合わせさせて頂きます。

3Dスキャン環境

屋外での3Dスキャンは曇天が推奨条件となります。屋内にて3Dスキャンする場合はある程度の明るさが必要になりますので、暗い場所でのスキャンの場合照明器具をご用意頂くこともございます。

ドローンによる3Dスキャンの場合

ドローンを使用した3Dスキャンの場合は飛行空域の飛行許可をお客様ご自身でお取り下さい。飛行禁止空域での3Dスキャン撮影はできませんので悪しからずご了承下さい。またスキャン当日が雨天であった場合は、スキャナーの都合上ドローンを飛ばすことができないため、別日にリスケジュールして頂きます。

精度について

3Dスキャンの精度は対象物の大きさ及び、3Dスキャン方法によって変化するため、一概には言えません。工業製品である程度の精度が必要なものは、3D-CADによる立体データ作成を行います。
弊社で使用している赤外線3Dスキャナのメーカー公表シングルフレーム精度=最大0.1 mm

3Dスキャンできないもの

ガラスのような透明なもの、鏡などの光を反射してしまうもの、黒光りしたものを3Dスキャンした場合、正常な立体データを生成できない可能性が高いため、表面をマスキングまたは自然昇華型3Dスキャンスプレーを吹き付けることにより3Dスキャンが可能になります。詳しくはお問い合わせください。

納品データについて

納品可能な3Dデータ拡張子は下記の通りです。
モノクロデータ:STL
カラーデータ:OBJ(mtlマッピングデータ及び画像データファイルもセット)
※データはソリッドデータではなくメッシュデータのみ

3Dスキャンに関してご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせ

011-600-2386
※受付時間:9:00~17:00

メールでのお問い合わせ

info@rittai.jp
※回答にお時間をいただく場合がございます