ふくろうモデル最終部品造形完了!

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先日届いた樹脂を用いて、さっそくふくろうモデルの最終部品を3Dプリントしました。
最終部品は大きさがそれまでのものと異なり小さいため造形時間は4時間ほどで終了。
3パーツ合計で24時間ってところですかね。これだけの大きな造形物を造形したのは初めてでした。

fukurou_model_3

CubeXの造形範囲はX230 x Y265 x Z240 mmですので、今回のふくろうモデルも3パーツに分けずに造形できるのですが、
アンダーカット(オーバーハング)部は空中に浮いてしまうため、サポート材が必要となってきます。CubeXの場合、サポート専用の材料が無いため、サポート機能を使って造形すると、モデル材からサポート材が剥がれないという現象が起きがちです。
そこで今回はクライアント様がサポートの事を全て計算し、サポート材を使わなくても造形できるように3パーツにカットしました。(造形側としてはとても助かります)

クライアント様から、モデリング風景の画像をいくつか頂きましたので、以下に紹介させて頂きます。

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(Photo by Eishin Uchiyama)
Sculptrisにて基本形状をモデリングしている光景です
ちなみにSculptrisは無料で配布されているフリーモデリングソフトです。(Win,Mac双方に対応)
英語なので慣れていない人にはとっつきにくいかもしれません。

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(Photo by Eishin Uchiyama)
コチラはBlenderというモデリングソフトで色々と加工している風景です
Blenderも無料で配布されているモデリングソフトで、まわりにBlenderを使ってモデリングされている方が多いです。
こちらもデフォルトは英語ですが、日本語パッチもあるようです。

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(Photo by Eishin Uchiyama)
モデルを3パーツに分けているところですね。
今回の造形品は黒い状態ですが、表面はこの後色々と加工されます。
もちろん3つのパーツは合成されて1つのふくろうになるのですが、その作業工程も今後お伝えできればと思います。

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