PHENOM新型ビルドプレート交換

PHENOM新型ビルドプレート交換

今回はPHENOMに新型のビルドプレートが発売されたので海外から輸入してみました。

ちなみにPHENOMのビルドプレートはこれで3個目になります。1個目は初回付属品ですが、プレート面に大きな反りがあり、輸入代理店が交換対応してくれなかったため再購入、そして今回改良版形状のビルドプレートがPEOPOLY直販サイトで販売されていたため、輸入してみました。(記事を投稿する時には恐らく輸入代理店でも販売されているかも)

新型の特徴はなんといっても上面のテーパー形状です。

旧型のビルドプレートにはテーパーがなくフラット形状であるため、造形後レジンがプレート上部に溜まり、PHENOM本体からビルドプレートを外すときに、レジンがダラダラ落ちるため、ヘラ等でレジンバットに落とす手間がありました。

新型はテーパー形状により、造形後重力によってレジンが勝手に落ちてくれるため、造形後の段取りが楽になります。

購入後に必ず行うべきは、ビルドプレートの平行度チェックです。

以前ブログでも紹介しました通り、不良品を掴まされることもありますので、必ずチェックしたほうが良いでしょう。

今回のビルドプレートはスケールを当てても隙間なく問題ありませんでした。

新型と旧型の比較写真です。

XYの大きさはそのまま、素材も同じで、上面にテーパーがあるか否かの違いです。

PHENOM以降に発売された、PHENOM L、PHENOM PRIME、PHENOM NOIRは最初からこの上部テーパー形状のビルドプレートが採用されており、小型機であるMARS等でもこういったテーパー形状が標準で採用されております。

新型ビルドプレートにより段取りが楽になりました。

海外からの輸入ですが、香港からFedex便で来ます。(注文から10日前後)送料は25ドルが標準なのですが、北海道は標準料金ではなく追加料金で30ドル必要でした。送料だけで55ドルですので、輸入代理店に販売されていない、PEOPOLY直販サイトだけで販売されているものを購入するときにだけ直販サイトを利用しております。

ビルドプレートやLCDなどの少々大きなものを輸入するときは追加料金がかかりますが、JWケーブルなどEMSを利用できるものは送料は12ドル程度だったと記憶しております。