いつもお世話になっているHRO(北海道立総合研究機構 工業試験場)さんに弊社で試験的にデザインにしたジュエリーを3Dプリントして頂きました。
今回は3Dプリントと言うよりはむしろ光造形です。
一般的にジュエリーをモデリングするソフトとしては、Rhinocerosのアドインソフトであるライノジュエリーなどがあります。
今回はテストプリントということで、プロダクト系CADであるSolidWorksを駆使してモデリングしました。
現代はジュエリー製作にも3Dプリンターが使われる時代です。ではどのようにしてジュエリーは3Dプリンターで製造されるのでしょうか?
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モデリングされたジュエリーモデルは、ワックス素材で造形できる光造形機で3Dプリントされ形になります。(写真左)
それをもとに鋳型を作って、溶けた金属を流し込み(ワックス素材は燃えて無くなる)実際のジュエリーが金属で形成されます。(写真右)これをロストワックス法といいます。
このように、3D CADがジュエリーのモデリングでも使われる時代になり、デザイン性も重要ながら3Dデータの作成のノウハウも重要視されるようになってきております。
今回弊社でモデリングしたジュエリーはジュエリーと呼べるほどデザイン性に優れたものではありませんが、3Dプリンターじゃなければ製作できない形状をコンセプトに製作してみました。
サポート材は外していない状態です。(サポート材:造形形状を支持するために必要なモデル以外の骨組み)
こちらの形状は素材のバネ性をテストするもので、実際に伸び縮みする面白いデザインです。
コチラの形状もバネ性形状で伸び縮みします。
弊社ではメタル素材はもちろん、プラチナ、シルバー、ゴールドによる造形も可能となっております。
以前紹介しましたように、樹脂モデルによるアクセサリー等をモデリングすることも可能です。
ジュエリーやアクセサリーの3Dプリントのご用命などございましたら、是非ご相談下さいませ。