電子機器をデザインする時に、重要になってくるのがその電子機器の中に組み込まれるパーツです。
パーツにはサイズ、固定機構、干渉部分、など色々な検討事項が含まれております。
ですのでデザインスケッチを書く前に、どのような部品が組み込まれるかを検討します。
重要なのがメインの基板。ワンボードマイコンです。
マイコンにも色々な種類があり、拡張性が高く大きなサイズのものを使うか、拡張性は劣るけどコンパクトなものを使うかを検討します。
そして最も大きな内部パーツがこちらのディスプレー。マイコンとの適合などを調査、画面サイズその他スペックを確認し検討します。
今回デザイン前に準備したパーツは下記の通り
・ワンボードマイコン
・液晶ディスプレー
・圧電ブザー
・ピンヘッダー
・ゴム足
・クリアトップキースイッチ
USBケーブル用のブッシュも用意したかったのですが、規格に合うものがなかったため、欲しい形をSolidWorksで3Dモデリングし、3Dプリントしてパーツを社内で内作することにしました。
3D-CADさえあればないものは自社で製作できます。これはすごく便利ですね。