atom3Dプリンターカプトンテープの交換

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ドラフティングテープからカプトンテープに貼り替えて1ヶ月ほど使用し、傷も多くボロボロになってきたカプトンテープを交換することにしました。
今回はその交換作業の様子、気泡の入らないカプトンテープの貼り方を解説していきたいと思います。

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当然ですがまずは古いカプトンテープを剥がしていきます。弊社では1枚物のカプトンテープを使用しております。一長一短ありますが、20mmテープを複数貼り付けることによって傷ついた箇所だけを交換する人も多いです。
弊社はテープの継ぎ目が3Dプリントした製品の裏側に出てしまうのが嫌なため、初号機ともに1枚物のカプトンテープを使用しております。

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古いカプトンテープを剥がし終わりましたら、次にアルミテーブル表面の凹凸が無いかを確認します。傷や凹凸がある場合はオイルストーンで綺麗にしてあげることをオススメします。平面研磨機で一発研磨できれば完璧です。
表面が整いましたら、中性洗剤を少量加えた石鹸水をテーブルの上に塗ります。この時に泡立たないように静かに塗ります。

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コチラが新しいカプトンテープです。以前このブログでも紹介致しました、幅200mm✕30メートルカプトンテープです。

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テーブルなどにテープ先端を貼り付け、必要な長さにカットします。造形テーブルよりも大きめにカットします。

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中性洗剤で濡れたテーブルに仮置きします。この状態で必ず気泡が入りますが気にしなくても大丈夫です。

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滑りの良い布でテーブルの外へ気泡を押し出します。どうしても抜け出せない気泡は、裁縫用の針でテープに極小の穴を開けて抜き出します。制御ソフトでテーブルの温度を上げると粘着が良くなる気がします。
ある程度綺麗になったらテーブル温度を80℃にして数時間放置するか、テーブル温度を上げた状態で数時間の3Dプリントを行います。

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完全に馴染むと綺麗な仕上がりになり、3Dプリント品の裏側はまるで成形品のようにツヤツヤになります。

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そして忘れてはいけないのが、テープ表面の脱脂です。手脂が付いた状態で3Dプリントを行うとプリント中に造形物が脱落してしまう恐れがあります。脱脂はアルコールやホームセンターに売られているブレーキパーツクリーナーで十分です。

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テスト造形でスマートフォンケースを3Dプリント。やはりカプトンテープを新しくすると3Dプリントも気持ち良いですね!長持ちさせるために大切に使いましょう!