いつもは3Dプリンターについての話題でブログを書いておりますが、本日は2Dプリンターについて書きたいと思います。
昨年末2台の2Dプリンターを導入しました。
1台目はP-Touchというラベルプリンターです。これは封筒に貼り付ける宛名用に購入しました。今までは手書きだったりWORDでプリントした物をはさみで切って貼っていたり面倒な事務処理でしたが、その作業を簡略化するために導入しました。
2台目は普通の一般的インクジェットプリンターです。Canon製のプリンター&スキャナーの複合機でWi-Fiも搭載されお値段が驚きの5,000円!この機種はインクの消耗を激しくしてインクで儲けるビジネスモデルのタイプです。
会社の年賀状をプリントするために導入しました。
年賀状は、インクジェット写真用紙を300枚ほど購入。通常のインクジェット用紙よりも1枚あたり10円高価ですが、仕上がりのクウォリティーの違いにこだわってのチョイス。
昨年の年賀状はプロのデザイナーにデザインしてもらい印刷までやっていただきましたが、今年の年賀状はどのどちらも自社内で行いました。
先程も書きました通り、廉価プリンターはインクの消耗が激しく、そのインクが高価ということでつめかえインクなるものを購入してみました。
カラーが2300円くらい、黒が1600円くらいだったかと思います。
中にはインクが入った容器、大容量カートリッジでも6回分くらいの容量があるようです。
説明書を読みながらインクの詰め替え作業を行います。
穴位置を示すシールを貼ります。後から気がついたのですが、シールを貼るよりも元から貼られている純正シールを剥がしたほうが穴位置がわかりやすいです。
ドリルが付属されております。しかもちゃんとハイスドリルだからビックリです!(金属にも穴開けられる)
CMYそれぞれに穴を開けます。
目的の位置に目的のインクを注入します。しかしデフォルトで付属しているインクは容量が小さくインクがゼンゼン入りません。
漏れどめの蓋シールをして詰め替え完了。
色味ですがほとんど違いがわからないくらいの遜色ない発色です。
しかしデフォルトインクカートリッジは容量が小さいだけでなく、各色のパーテションが脆弱でイエローにシアンが混ざるというトラブルが発生してしまいました。
詰め替えインクにも別のインクが混ざってしまい、結局どちらも使いものにならない状態になってしまいました。
色々トラブルがあってOSの入れ替えを行い2日程度経過。郵便局が推奨する年賀状投函日である12月25日が刻一刻と近づいてきます。
次に購入したのが大容量タイプの純正インク
そして前回購入したものとは別メーカーの詰替えインクセットです。こちらはCMYが各1本づつプラスKが2本という豪華なセットでお値段がなんと1100円くらい。激安です。
こちらもドリル付属、前回のものよりも太くφ4.0mmくらいはあります。
純正シールを剥がすとCMYのインク穴位置が小さな穴で示されております。しかも小さな穴が開いているのでセンターもみつけ加工が要らない便利さ。
穴を開けた状態です。中にはフワフワした白い綿状の物が入っており、それに染み込ませるようにインクを注入していきます。
インクが馴染むまで何度もヘッドクリーニングをかけます。かなりの回数かけてやっと色が出てくる感じです。
なんだかんだトラブルはありましたがなんとか年賀状のプリント完成です。
宛名の印刷で黒インクの交換も行いましたが、こちらはカラーほどトラブルはなく順調に印刷が進み無事に12月25日に年賀状を投函することに成功しました。
皆様本年もよろしくお願い致します。