メーカーフェア東京2014で東京大学3Dプリンタ倶楽部が展示していた3Dプリンターはまさに夢の3Dプリンター。
その材料は、なんと「水」なのです。
水というよりはむしろ氷を積層して造形していく3Dプリンターなのです。
原理はペルチェ素子を使って極限まで冷やしたテーブルに、上から過冷却水を落として積層するものです。
残念ながら未完成ということで実際に氷が積層されている所は見られませんでしたが、そのコンセプトモデルだけは展示されており、実際に3軸モーターは動いておりました。
下から除くと足が3本。デルタ型の3Dプリンターに似ていますが、ちょっと様子が違う感じですね。
もう一つの3Dプリンターはプロジェクターの光を使って光造形を行うオリジナルの3Dプリンター。
一般的なプロジェクターの光をマグネットベースに取り付けられたレンズを通して光硬化樹脂に当てて造形していきます。
積層ピッチは0.15mmとのことでした。造形品を撮影することを失念しておりましたが、想像以上に柔らかく、光造形よりはFDMに近い造形精度でした。