7月4日、旭川市の一般財団法人旭川産業創造プラザにて「平成26年度ものづくり人材育成セミナー」が開かれました。
お題は「ものづくり産業における3Dプリンターがもたらす新ビジネスの可能性と活用事例」ということで3Dプリンターに関係する企業として弊社も出展側として参加させて頂くことになりました。
今回弊社の他に、先日弊社にご来社頂きましたメドコネクト株式会社様、各種3Dプリンターを販売しておりますJBサービス株式会社様も出展されました。
以下JBサービス様で展示されていた3Dプリント展示品、白から黒へと色が変化するだけではなく、樹脂の硬さも変化して硬いものからゴムのようにグニャグニャのものへと変化しております。
コチラはワックスを光造形できるPROJETのCPX系機種で造形した3Dモデルですね、ワックスで造形して型を作りロストワックス法で金属の造形物を作ります。
PROJET660PROで造形された石膏モデル、もちろんフルカラープリントです。
含浸材の性能が良くなり、従来白い石膏でくすみがちだった発色も良くなっております。
ビートたけしがCMでかじっているリンゴがまさにこれですね。
劣化しないバナナ
光造形で造形されたサンプル、コチラも一般的です。硬い材料でも設計次第では柔らかくフレキシブルな物が作れます。
光造形であれば最小で0.02mm程度の細さまで再現可能です。例えて言うなら先が細い歯ブラシの先端なども再現できます。
以下メドコネクト社様がご出展の造形品です。
去年11月に新宿で開催された3Dプリントに関する勉強会でお世話になった八十島プロシード社の造形品
ダイコムデータから人の頭と脳と血管を同時にプリントしたものです。
表面はツルツルに磨き上げられております。
コチラは肝臓の3Dプリントモデル、コネックスという機械を使って3Dプリントされております。
上の部分だけ磨かれており、下の方が造形したそのままの状態です。光造形品の表面仕上げは多くのノウハウがあり、透明な樹脂であるため鏡面仕上げが必要になります。
ABSライクを用いて製作した簡易金型モデル。硬いです。
試作品の一部が3Dプリントされております。
バネの部分も含めて全て3Dプリントで製作されております。
もちろんちゃんと縮みます。
こちらはギアが組み合わされた造形品。動画で見るとどのような動きをするかわかります。
こんな感じで動きます。
弊社の出展ブースです。今回は工業デザインからの3Dプリントモデルを宣伝させて頂きまして、先日製作した白血球像分類計数機と、3D-CADを展示させて頂きました。
たくさんのお客様にご来場頂きました。