今日は3DプリンターMF-1050を使用している最中に起きたトラブルについての記事です。
3Dプリンターの造形にも慣れて大きな物の造形に挑戦している時でした。
造形が進み8mm程度積層した時にトラブルが起きました。
急に樹脂がノズルから出なくなり、ヘッドが空中を走っている状態になったのです。(3Dプリンターはノズルから樹脂が出ていなくてもそれに気付かずに走るため)
原因は以前のブログに記載した、フィラメントを搬送する部分に設置されたベアリングの位置に問題があることです。
フィラメントの軸よりもベアリングがわずかに奥側にあるため、フィラメントを搬送中にベアリング上のフィラメントが何かの拍子に脱落し、ノズルへのフィラメント供給がストップしてしまいます。
そこで、最初にベアリングの反対側に付いている搬送回転刃の位置を調整し、再度造形をしてみたのですが2回連続で失敗してしまったため、思い切って自分で代替部品を製作することにしました。
問題部分、ベアリングが付いたブラケットを外します。
外した部品をバラして、ホームセンターで購入してきたステンレスボルト、ステンレスナットを組み合わせて、元々のベアリング位置を調整します。
部品を組み付け直した後は全くトラブルが起こらなくなりました。
ベアリングの幅が狭いため、ちょっとした位置ずれがフィラメント脱落につながります。
今回のトラブルで無駄になってしまった造形品3枚。
フリスビーとしては高価ですが、質量があるためかなり飛びそうです。但し当たると痛そうです。欲しい人居ましたら差し上げます。
その後は全くのノントラブルで造形を進めることが出来ており、このビジネスブログを書いている今も快調に造形を進めております。