ウェアラブルカメラ用カメラリグをデザイン&3Dプリント

wearable_camera_attachment_3dprint_01

今回のお仕事は最近流行りのウェアラブルカメラで360°撮影できるようにするカメラリグ開発の案件です。
札幌市内で3D-VRパノラマなどのコンテンツ製作を行っている株式会社ダブルエムエンタテインメント様からのご依頼です。
GoPro用のカメラリグはネット上に色々とあるようなのですが、写真にあるSJCAMはGoProとは若干サイズが異なり、専用のカメラリグがありませんでした。

wearable_camera_attachment_3dprint_02

そこで弊社がSJCAM用のカメラリグをイチから3Dデザイン&モデリングしました。

wearable_camera_attachment_3dprint_03

カメラは合計で6台付くとのことで、カメラレンズの光軸が6軸全て1点で交わるようにデザインしていきます。

wearable_camera_attachment_3dprint_04

3D上であれば光軸が全て交わっているか否かを検証できます。実際にアセンブリを構築し、使用するボルトやナットパーツを組み込み、部品同士が干渉していないかを確認します。

wearable_camera_attachment_3dprint_05

デザインが決まったら、各パーツを3Dプリントするべく3Dプリントデータを作ります。一式3Dプリントして約24時間といったところです。

wearable_camera_attachment_3dprint_06

3Dプリント完了。

wearable_camera_attachment_3dprint_07

取り寄せたボルトナットを組み込み全て組み立てます。なんかこれだけでも若干未来的な形状です。

動かした方がわかりやすいので動画にて。
実際にウェアラブルカメラを組み込んだ画像はまた後日紹介させて頂きます。