一瞬にんじんとたまねぎに見える造形品

3d_print_magnet_holder_03

冷蔵保存パックに入れられたオレンジ色の物と、白い物、一瞬キャンプに持っていくカレーの材料にも見えますが、これは3Dプリントで量産中のマグネットホルダーです。

3d_print_magnet_holder_01

このマグネットホルダーは先にルクラ社が開発したルクラスのオプション品、そしてルクラス次回作の標準品となる予定です。

3d_print_magnet_holder_02

現在は大量生産の状態ですが、ココに至るまでは何度も試作を作成し改良に改良を重ねました。
簡単にデザインを変更して製品に反映させることができるのもデジタルファブリケーションの大きな利点ですね。

3d_print_magnet_holder_06

いつも通りデータはSolidWorksでモデリング。アセンブリにして動作もシュミレーションしております。
3Dプリントで量産する場合は、金型的な設計は一切いらないのでとても簡単です。

3d_print_magnet_holder_04

黒も製作しております。さすがにこれはイカスミ系の食材には見えませんが、黒フィラメントを使用すると製品表面が黒光りしております。

3d_print_magnet_holder_05

それぞれ20セット(40パーツ)製作、どの色になるのかは未定ですが、試験的にルクラスにマグネットスイッチが搭載されます。
ちなみに1回の3Dプリントで10セット(20パーツ)造形できるのですが、3Dプリント時間は約4時間です。タイミングが合えば1日3回のプリントができました。
今回は1日20セットづつ、3日かけて造形してみました。