クライアント様とのデータ確認は3Dのまま行えます

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先日のビジネスブログで紹介させて頂きました、車いすピアスのデザイン、現在色々と煮詰めている段階です。
そんな打ち合わせですが、実は東京と北海道の間で行っています。
ではどのように3Dデータを確認してもらっているのか?
スカイプで画面を見せながら打ち合わせ?メールやFacebookメッセージで写真を送る?FAXをやりとりする?(笑)

実はクライアント様には3Dデータでモデルデータを送って、クライアント様の画面上でクルクル回して3Dデータを確認して頂いております。
ではクライアント様も3D-CADを持っているのか?
実はクライアント様は3D-CADは一切持っていません、用意する必要は一切ないのです。

弊社がクライアント様に確認用データとして送っているのは、SolidWorksの付属ソフトであるeDrawings形式のデータを送信しております。
eDrawingsの凄い所は、SolidWorksでモデリングした3Dデータを、普通のWindows PC(3D-CADは何もインストールしていない)上でクルクル回して確認できるところです。
クルクル回すだけではなく、寸法を計測したり、断面表示したり、コンフィギュレーションを切り替えたり、コメントを挿入したり、モデリング以外のことが色々とできる3Dデータービューアです。

上の写真は実際にピアスにした時のイメージ色である赤の状態でクライアント様に送ったデータです。

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クライアント様からは、ココにこんなモノを付けて欲しいという指示を頂いて、それをもとに変更を加えて、変更した3Dデータを再度クライアント様に送って確認してもらいます。
打ち合わせはこの3Dデータとメールがあれば事足りますが、この3DデータとFacebookの組み合わせならレスポンス良く打ち合わせが進みます!

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実際の注文個数による仕上がりイメージも送れるのです。
モデリング的にはもう少し煮詰めるところもありそうですが、3Dプリントまで持っていくのも時間の問題です。