椅子の滑り止めを3Dプリンターで作ってみました

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代表田村が自宅いつも利用しているソファーです(写真右奥の黒いソファー)が、フローリングにおいているせいでちょっとした外力で位置がズレてしまいます。
そこでホームセンターに売っているゴムと3Dプリンターを使ってオーダーメイドのソファーすべり止めを製作することにしました。

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購入したのは一般的なホームセンターで購入できるゴムパーツ。ちなみにホーマックで購入しました。
ソファーの足は4本ですので4つ用意します。

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次にSolidWorksを使ってゴム板と足を固定するパーツをモデリングします。
ゴムパーツとソファーの足の寸法をノギスで計測し、寸法を決めていきます。

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ゴムと製作するパーツの固定はゴムの弾性を利用するため、わざと干渉させいます。
この干渉具合でキツかったり緩かったりが決まります。

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面取りやフィレットを付けて微調整しパーツの3Dプリンターをモデルが完成しました。

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まずは1個だけ3Dプリントします。最初から全て作って失敗すると痛いですから。

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3Dプリント品にゴムパーツをはめてみました。

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ゴムパーツをはめてみるとシックリハマりまして、逆さまにしても落ちない絶妙なキツさです。

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そのまま量産し残りの3つを3Dプリントプリントします。

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すべて3Dプリント完了しました。
造形時間は4個で5時間程度、素材はPLAブラック、積層ピッチは0.25mm、ノズル径φ0.5mm

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すべり止めストッパーが4個揃いました。3DプリンターとDIYパーツの融合ですね。
早速ソファーの足に取り付けました。

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今までソファー下で背中をつけて座ると、その重みでズレていたソファーが微動だにしなくなりました(^^)v

このように今後雑貨のモディファイをたくさん行う予定ですので、ご期待ください。
弊社は個人的に黒が好きなので、黒いフィラメントはたくさん購入しておきました(笑)